社会データサイエンス
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Social Data Science Program

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FEATURE

持続可能社会創成学環の特徴

社会データサイエンスプログラム

サステイナブルな社会実現のために

文系や理系の枠を超え、研究分野の異なる様々な教員による授業などを通じて、持続可能社会の実現に必要な専門的知識を分野横断的に教授研究することにより、持続可能社会の構築に貢献する人材を育成します。

FIELD

研究分野・教員一覧

教員一覧

計量経済学

教授モヴシュク オレクサンダー

計量経済学において関連テーマについての研究指導を行う。

計量経済学

教授唐渡 広志

経済統計学、計量経済学において、不動産価格指数分析、都市・地域経済分析、不動産市場分析についての研究指導を行う。

社会学、社会調査法

教授中村 真由美

計量的社会調査法、質的社会調査法、調査データ解析において、少子化、コンパクトシティ施策評価、若者の地域定着などについて研究指導を行う。

サービス情報学

教授堀田 裕弘

情報通信工学、知覚情報処理、人間情報学、電力工学、森林科学において、スマートシティ実現に向けたデータ取得や分析に関する研究指導を行う。

経済学

教授本間 哲志

金融論,産業組織論,計量経済学において,銀行業の産業組織に関する理論的及び実証的分析についての研究指導を行う。

熱帯気象学、気象力学

教授安永 数明

気候変動に伴う「雲」や「雨」の変化に関する研究を、現場観測データ、衛星データ、客観解析データ、数値モデルを複合的に活用しながら行います。特に富山を中心とした環日本海の極端現象に関する研究に力を入れています。

経営学

教授横山 一憲

オペレーションズリサーチにおいて,数理最適化などの関連テーマについての研究指導を行う。

岩石物性

教授渡邊 了

水を含んだ岩石の物性を研究しています。地球内部には量的にはごくわずかですが水が存在し、岩石の性質を変えて地震活動や火山活動で大きな役割を果たしています。水を含んだ岩石の物性の理解は、地球物理学的観測から水の分布を解明することの基礎となるものです。封圧下で地震波速度を測定できる高圧発生装置、封圧と間隙水圧を独立に制御して地震波速度と電気伝導度を同時に測定できる高圧発生装置を使って研究を進めています。

土木計画学、交通計画

准教授猪井 博登

土木計画学、交通工学、都市計画において、公共交通整備のインパクト評価や自動車から公共交通への行動変容に関する研究指導を行う。

行動防災学、サービス情報学

准教授井ノ口 宗成

災害情報学、行動防災学、サービス情報学、システムデザイン学において、災害対応、避難行動計画等についての研究指導を行う。

応用気象学

准教授濱田 篤

気象学、応用気象学において、特に雲・降水に関わる気象現象のデータ解析的研究についての研究指導を行う。

情報科学

准教授春木 孝之

情報科学、未病科学、プラズマ物理学において関連テーマについての研究指導を行う。

都市デザイン学

教授堀 祐治

環境工学・設備工学において、建築と都市における評価、向上、循環型社会に向けた環境負荷削減、エネルギー消費削減と再生可能エネルギーへの転換等、都市と建築のデザインに関する研究指導を行う。

地震地質学

准教授安江 健一

地形学、地質学、地理学において、地域防災や地域デザインに関連した調査研究の指導を行う。

CAREER

育成する人材像

分野横断的課題解決により、
持続可能な社会を実現できる人材を養成

持続可能社会創成学環の構成

持続可能な社会の構築に必要な理工学及び社会科学の学際的な理論及び学際的応用を教授研究し、その深奥を学び、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識、卓越した能力及び倫理観を培い、持続可能社会の構築に貢献する人材を育成。

大学院の目的

本学大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究め、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする。

教育研究上の目的

本学環は、持続可能な社会の構築に必要な理工学及び社会科学の学際的な理論及び学際的応用を教授研究し、その深奥を学び、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識、卓越した能力及び倫理観を培い、持続可能社会の構築に貢献する人材の育成を目的とする。

社会データサイエンスプログラム
教育目的・教育目標・3つのポリシー

現代社会にあふれるデータを適切に読み解くことで地域の課題発見・解決を行うとともに、そこから新しい価値を創造して地域活性化やSDGs達成に貢献する高度専門職業人を育成。

教育目的

持続可能な社会の構築に必要な理工学及び社会科学の学際的な理論及び学際的応用を教授研究し、その深奥を学び、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識、卓越した能力及び倫理観を培い、持続可能社会の構築に貢献する人材の育成を目的とします。本プログラムでは、主として「地域」に着目し、データサイエンスやAIを活用した課題解決ができる人材の育成をします。

教育目標

グローバル化された社会の中で、複数の要因が複雑に絡み合って生じている問題を理解し解決策を講じるためには、一つの専門分野だけを深く学修するだけでは不十分です。従って、本プログラムでは文系や理系の枠を超え、研究分野の異なる様々な教員の参加によるオムニバス形式の授業などを通じ、持続可能社会の実現に必要な専門的知識を分野横断的に学修します。そして、「地域」と「地球規模」の両方の視点から「持続可能社会」の実現のための様々な課題を解決できる高度専門職業人を養成します。そのために、以下の4つの能力の習得を目標とします。

  1. 基盤的能力
  2. 専門的学識
  3. 倫理観
  4. 創造力

アドミッション・ポリシー

持続可能社会に関連する学問分野に対する強い関心と基盤的能力を有し、将来、高度専門職業人として持続可能社会の実現に貢献する意欲がある人材として、以下の条件を満たす学生を求めます。

  1. 大学卒業程度の基礎学力を持ち、持続可能社会に関連する学問分野に関する広い知識を修得しようとする意欲がある。
  2. 専門に学ぶ学問分野について基礎学力を有し、豊かな専門的学識や高度な研究能力を身につけることで、高度専門職業人として貢献する意欲がある。
  3. 社会の一員としての責任感や倫理観をもって主体的に行動し、持続可能な社会の構築に貢献しようという意識を持っている。
  4. 持続可能な社会の構築に向けて、社会が直面する様々な課題に取り組もうという意欲、広い視野、柔軟な思考力を有する。

ディプロマ・ポリシー

教育目的に基づき、所定の課程を修め、以下に示す学修成果を上げた者に、修士(学術)の学位を授与します。

  1. 基盤的能力
    基盤となる学識、社会で活躍するためのコミュニケーション力および論理的思考力を備え、様々な課題を多面的な視点で捉える俯瞰力を身につける。
  2. 専門的学識
    課題解決に必要な専門知識、研究能力および高度専門職業人に必要な実践的能力を身につける。
  3. 倫理観
    高度専門職業人として活動するうえで必要な倫理観、規範意識を身につける。
  4. 創造力
    現代社会のデータを適切に読み解くことで課題発見・解決を行うとともに、そこから新しい価値を創造することができる。

カリキュラム・ポリシー

修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる4つの能力を修得するため、体系的な教育課程を編成します。また、2年間の学修を通じて、学生が主体的・能動的に学ぶことができるような教育課程を実施します。カリキュラムは、①データサイエンスの基礎を学修する“基盤科目”、②データの取得および分析の方法、その応用について学修する“実践科目”、③課題解決に必要な特定分野の知識(ドメイン知識)について学修する“ドメイン科目”、④地域課題の発見・解決を実践する“特別研究科目”から構成されます。授業科目としては、必修科目の講義・演習・特別研究・特別演習に加え、選択科目を開講し、講義・演習・実習の様々な方法・形態により行います。その評価は、各能力における学修成果の到達目標に対する達成度について、客観的な成績評価基準に基づいて行います。

CURRICULUM

カリキュラム・履修モデル

カリキュラムの概要

本プログラムは、主として本学の都市デザイン学部および経済学部、他大学経済系学部からの入学を想定しています。1年次に、大学院共通科目、学環共通科目、学環専門科目を履修します。2年次は特別研究科目が中心となります。学生は、修士研究として地域課題の発見・解決に取り組みます。現実的な課題解決を行うためには、都市デザイン学、経済学両方の視点が必要であるため、どちらのモデルでも都市デザイン学系、経済学系両方のドメイン科目を履修します。所定の課程を修め、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる学修成果を上げた者に、修士(学術)の学位を授与します。

履修モデル

研究テーマ:ビッグデータに基づくまちづくりに関する研究

養成する具体的な人材像:データサイエンスやAIを活用してスマートシティの構築に貢献できる高度理工系技術者

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 研究指導
1年次 1T
研究倫理 1
科学技術と持続可能社会 1
持続可能社会創成学概論 1
デザイン思考 1
線形代数特論 1
数理統計学特論Ⅰ 1
情報科学特論 1
情報センシング特論 1
財政学特論Ⅰ 1
社会データサイエンス特別演習Ⅰ 1
社会データサイエンス特別研究Ⅰ 1
2T
地域共生社会特論 1
知的財産法 1
文化の多様性と持続可能社会 1
アントレプレナーシップ論 1
数理統計学特論Ⅱ 1
サイバーフィジカルシステム特論 1
最適化問題特論 1
時系列解析特論 1
財政学特論II 1
3T
確率過程特論 1
機械学習特論Ⅰ 1
空間統計特論Ⅰ 1
社会データサイエンス特論演習A 1
都市・地域計画特論 1
4T
機械学習特論Ⅱ 1
空間統計特論Ⅱ 1
持続可能な社会に資する交通特論 1
2年次 1T
社会データサイエンス特別演習Ⅱ 1
社会データサイエンス特別研究Ⅱ 1
2T
3T
4T
取得単位数 4 4 18 4
22

修得単位数合計:30単位

研究テーマ:災害に強いまちづくりに関する研究

養成する具体的な人材像:データサイエンスやAIを活用した防災・減災に貢献できる高度理工系研究者

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 研究指導
1年次 1T
研究倫理 1
科学技術と持続可能社会 1
持続可能社会創成学概論 1
デザイン思考 1
線形代数特論 1
数理統計学特論Ⅰ 1
情報科学特論 1
情報センシング特論 1
財政学特論Ⅰ 1
社会データサイエンス特別演習Ⅰ 1
社会データサイエンス特別研究Ⅰ 1
2T
地域共生社会特論 1
知的財産法 1
文化の多様性と持続可能社会 1
数理統計学特論Ⅱ 1
サイバーフィジカルシステム特論 1
最適化問題特論 1
時系列解析特論 1
財政学特論II 1
3T
サステイナビリティ環境科学 1
確率過程特論 1
機械学習特論Ⅰ 1
空間統計特論Ⅰ 1
社会データサイエンス特論演習A 1
自然災害学特論 1
4T
機械学習特論Ⅱ 1
空間統計特論Ⅱ 1
災害情報学特論 1
2年次 1T
社会データサイエンス特別演習Ⅱ 1
社会データサイエンス特別研究Ⅱ 1
2T
3T
4T
取得単位数 4 4 18 4
22

修得単位数合計:30単位

研究テーマ:地域経済の活性化に関する研究

養成する具体的な人材像:データサイエンスやAIを活用して行政機関や金融機関で活躍できる高度専門職業人

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 研究指導
1年次 1T
研究倫理 1
科学技術と持続可能社会 1
持続可能社会創成学概論 1
デザイン思考 1
線形代数特論 1
数理統計学特論Ⅰ 1
情報科学特論 1
情報センシング特論 1
計量経済学特論Ⅰ 1
社会データサイエンス特別演習Ⅰ 1
社会データサイエンス特別研究Ⅰ 1
2T
地域共生社会特論 1
知的財産法 1
文化の多様性と持続可能社会 1
数理統計学特論Ⅱ 1
サイバーフィジカルシステム特論 1
最適化問題特論 1
計量経済学特論Ⅱ 1
3T
確率過程特論 1
空間統計特論Ⅰ 1
社会データサイエンス特論演習B 1
都市・地域計画特論 1
金融の計量経済分析特論Ⅰ 1
4T
サステイナビリティ国際政治経済学 1
空間統計特論Ⅱ 1
テキストマイニング特論 1
持続可能な社会に資する交通特論 1
金融の計量経済分析特論Ⅱ 1
2年次 1T
社会データサイエンス特別演習Ⅱ 1
社会データサイエンス特別研究Ⅱ 1
2T
3T
4T
取得単位数 4 4 18 4
22

修得単位数合計:30単位

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