分野横断的課題解決により、
持続可能な社会を実現できる人材を養成

持続可能な社会の構築に必要な理工学及び社会科学の学際的な理論及び学際的応用を教授研究し、その深奥を学び、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識、卓越した能力及び倫理観を培い、持続可能社会の構築に貢献する人材を育成。
大学院の目的
本学大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究め、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする。
教育研究上の目的
本学環は、持続可能な社会の構築に必要な理工学及び社会科学の学際的な理論及び学際的応用を教授研究し、その深奥を学び、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識、卓越した能力及び倫理観を培い、持続可能社会の構築に貢献する人材の育成を目的とする。
社会データサイエンスプログラム
教育目的・教育目標・3つのポリシー
現代社会にあふれるデータを適切に読み解くことで地域の課題発見・解決を行うとともに、そこから新しい価値を創造して地域活性化やSDGs達成に貢献する高度専門職業人を育成。
教育目的
持続可能な社会の構築に必要な理工学及び社会科学の学際的な理論及び学際的応用を教授研究し、その深奥を学び、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識、卓越した能力及び倫理観を培い、持続可能社会の構築に貢献する人材の育成を目的とします。本プログラムでは、主として「地域」に着目し、データサイエンスやAIを活用した課題解決ができる人材の育成をします。
教育目標
グローバル化された社会の中で、複数の要因が複雑に絡み合って生じている問題を理解し解決策を講じるためには、一つの専門分野だけを深く学修するだけでは不十分です。従って、本プログラムでは文系や理系の枠を超え、研究分野の異なる様々な教員の参加によるオムニバス形式の授業などを通じ、持続可能社会の実現に必要な専門的知識を分野横断的に学修します。そして、「地域」と「地球規模」の両方の視点から「持続可能社会」の実現のための様々な課題を解決できる高度専門職業人を養成します。そのために、以下の4つの能力の習得を目標とします。
- 基盤的能力
- 専門的学識
- 倫理観
- 創造力
アドミッション・ポリシー
持続可能社会に関連する学問分野に対する強い関心と基盤的能力を有し、将来、高度専門職業人として持続可能社会の実現に貢献する意欲がある人材として、以下の条件を満たす学生を求めます。
- 大学卒業程度の基礎学力を持ち、持続可能社会に関連する学問分野に関する広い知識を修得しようとする意欲がある。
- 専門に学ぶ学問分野について基礎学力を有し、豊かな専門的学識や高度な研究能力を身につけることで、高度専門職業人として貢献する意欲がある。
- 社会の一員としての責任感や倫理観をもって主体的に行動し、持続可能な社会の構築に貢献しようという意識を持っている。
- 持続可能な社会の構築に向けて、社会が直面する様々な課題に取り組もうという意欲、広い視野、柔軟な思考力を有する。
ディプロマ・ポリシー
教育目的に基づき、所定の課程を修め、以下に示す学修成果を上げた者に、修士(学術)の学位を授与します。
- 基盤的能力
基盤となる学識、社会で活躍するためのコミュニケーション力および論理的思考力を備え、様々な課題を多面的な視点で捉える俯瞰力を身につける。
- 専門的学識
課題解決に必要な専門知識、研究能力および高度専門職業人に必要な実践的能力を身につける。
- 倫理観
高度専門職業人として活動するうえで必要な倫理観、規範意識を身につける。
- 創造力
現代社会のデータを適切に読み解くことで課題発見・解決を行うとともに、そこから新しい価値を創造することができる。
カリキュラム・ポリシー
修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる4つの能力を修得するため、体系的な教育課程を編成します。また、2年間の学修を通じて、学生が主体的・能動的に学ぶことができるような教育課程を実施します。カリキュラムは、①データサイエンスの基礎を学修する“基盤科目”、②データの取得および分析の方法、その応用について学修する“実践科目”、③課題解決に必要な特定分野の知識(ドメイン知識)について学修する“ドメイン科目”、④地域課題の発見・解決を実践する“特別研究科目”から構成されます。授業科目としては、必修科目の講義・演習・特別研究・特別演習に加え、選択科目を開講し、講義・演習・実習の様々な方法・形態により行います。その評価は、各能力における学修成果の到達目標に対する達成度について、客観的な成績評価基準に基づいて行います。