グローバルSDGsプログラム

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プログラム

グローバルSDGs
プログラム

FEATURE

持続可能社会創成学環の特徴

サステイナブルな社会の実現のために。
枠を超え、学びの興味を開放する。

持続可能な社会の実現には、人々の行動を多角的にとらえ、課題を抽出し、分野横断的に対策を講じる必要があります。そこでは自然科学の分野はもとより、経済活動、人や国の平等、資源の循環など、あらゆる視点からの検証が求められます。
私たちは文系・理系の枠を超え、研究分野の異なる様々な教員によるオムニバス形式の授業などを通じて専門的知識を分野横断的に教授し研究することにより、持続可能な社会の実現に貢献する人材を育成します。

グローバルSDGsプログラムの概要

FIELD

研究分野・教員一覧

教員一覧

経済社会系グループ

環境経済学

教授龍 世祥

人間・経済・自然の循環システムを視野とする環境産業論研究および環境経済学研究においてSDGsに関連した課題を取り上げ、必要な学術情報の収集とその理解、論証的・実証的な研究手法に関する研究指導を行う。

地域研究

教授堀江 典生

移民研究および境界研究においてSDGsに関連した課題を取り上げ、必要な学術情報の収集とその理解、調査研究手法に関する研究指導を行う。

組織と人材のマネジメント

教授馬 駿

組織と人材のマネジメント、および人材開発政策において、SDGsに関連した課題を取り上げ、必要な学術情報の収集とその理解、調査研究手法に関する研究指導を行う。

サステイナビリティ学

教授ギータ・モハン

統合的な水資源の管理、世界の食料安全、SDGs項目間の相互作用の評価などに関連した、サステイナビリティ学の課題への対処に取り組む。アジア・アフリカにおいて、フィールド研究を通じて革新的な気候変動適応策およびコベネフィット・アプローチの開発に取り組むとともに、レジリエントでサステナブルな社会形成を行うための学際的な組織づくりを目指して研究を行う。

サステイナビリティ学

准教授チャクラボルティ・シャミック

サスティナビリティ学において SDGsに関連した課題を 取り上げ,社会生態系についての観点から天然資源の持続 的利用や生態系サービスの評価についての研究指導を行う。

国際関係論

准教授池田 丈佑

世界政治学、グローバル倫理学、教育学が交錯する視点からSDGsに関連する課題を取り上げ、実証的・規範的な学術情報の収集と分析、理論構築ならびに事例研究に関する方法的内容的な研究指導を行う。

地域研究

助教シシル・シヤーミン

土地利用や環境保全分野においてSDGsに関連した課題を取り上げる。GIS(地理情報システム)やリモートセンシングなどの最先端技術を駆使して、生態系や自然環境の保全に取り組む。また、基礎的な学術知識や研究手法の整理・理解に関する研究指導の補助を行う。

自然環境系グループ

分析化学、環境化学、グリーンケミストリー

教授倉光 英樹

環境化学および分析化学的な研究においてSDGsに関連した課題を取り上げ、新規センサーや分析法の開発とそれらを利用した環境計測に関する研究を指導する。

化学海洋学・環境地球化学

教授張 勁

地球環境の物質循環やそのメカニズムを解明するために、海洋・陸水および大気中の微量元素と同位体の測定を行っています。沿岸地下水湧水系、深海性冷湧水の形成機構とメタン湧出、日本海深層循環の変動、人為起源物質の縁辺海・北太平洋生態系への影響等を研究してます。

地球化学・古海洋学

教授堀川 恵司

海底堆積物や海水、陸水試料を対象にして、気候や環境の状態やそれらの変遷と変動要因について、微量元素分析や同位体比分析を通じて解析・評価できる研究を指導する。

植物生態学

教授和田 直也

生態学および環境保全科学においてSDGsに関連した課題を取り上げ、必要な学術情報の収集とその理解、調査研究手法に関する研究指導を行う。

共生生物学・昆虫科学

准教授𡈽田 努

生物間相互作用や内部共生現象を対象として、総合病害虫管理や生物遺伝資源利用に資する課題の指導を行う。

環境物理学

准教授榎本 勝成

レーザー分光の技術を用い、大気汚染物質や重金属含有分子などの特徴や反応素過程の調査や、環境モニタリング技術の開発についての研究指導を行う。

分子遺伝学・遺伝育種科学

講師山本 将之

植物育種および植物生産においてSDGsに関連した課題を取り上げ、必要な学術情報の収集とその理解、調査研究手法に関する研究指導を行う。

土壌環境学・環境化学

講師佐澤 和人

土壌・水環境中の有機物質を対象に、その化学的分析や環境汚染物質との相互作用、および、それによって生じる生態毒性変化に関する研究指導を行う。

地球化学

特命助教鹿児島 渉悟

火山・断層で放出されるガス・水試料などについて、揮発性元素の同位体組成を測定することにより、火山・地震活動のメカニズムや物質循環を解析する研究を指導する。

国際系グループ

国際交流、海外留学支援、生命科学

准教授吉川 朋子

国や文化の壁を越えて、学び、研究するために必要な指導を行う。

国際交流、海外留学支援、物理科学

講師朴 銀鏡

グローバルSDGsの達成を志す人材に求められる科学コミュニケーション能力と異文化理解に必要な指導を行う。

CAREER

育成する人材像

多角的な視野と分野横断的な学識のもと、
新たなる価値を創造できる人材

持続可能社会創成学環の構成

理工学および社会科学の学際的な理論と学際的応用を教授・研究し、その深奥を学び、高度な専門性が求められる職責を担うための深い学識・卓越した能力および倫理観を培い、持続可能な社会の構築に貢献する人材を養成します。

大学院の目的

本学大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究め、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする。

教育研究上の目的

本学環は、持続可能な社会の構築に必要な理工学及び社会科学の学際的な理論及び学際的応用を教授研究し、その深奥を学び、高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識、卓越した能力及び倫理観を培い、持続可能社会の構築に貢献する人材の育成を目的とする。

グローバルSDGsプログラム
教育目的・教育目標・3つのポリシー

グローバルSDGsプログラムの概念図

持続可能な社会の構築に必要な解決すべき諸課題について、自らが新たなる知を創造し、さらなる価値を生み出す能力とグローバルに活躍するための英語力を身につけ、社会が直面する課題に解決策を示すことができる人材を育成します。

教育目的

国際的な観点からサステイナビリティ学を学び、主として「地球規模」の課題に向けて自然科学と社会科学を融合した分野横断的なアプローチによる課題解決能力を身につけ、「持続可能社会」の実現に貢献できる人材を育成すること。

教育目標

「地域」と「地球規模」の両方の視点から「持続可能社会」の実現に貢献できる高度専門職業人を養成するために、4つの能力【1. 基盤的能力 2. 専門的学識 3. 倫理観 4. 創造力】を習得する。

アドミッション・ポリシー

将来、高度専門職業人として持続可能な社会の実現に貢献する意欲がある人材。以下の条件を満たす学生を求めます。

  1. 大学卒業程度の基礎学力を持ち、持続可能な社会に関連する学問分野に関する広い知識を修得しようとする意欲がある。
  2. 専門に学ぶ学問分野について基礎学力を有し、豊かな専門的学識や高度な研究能力を身につけることで、高度専門職業人として貢献する意欲がある。
  3. 社会の一員としての責任感や倫理観をもって主体的に行動し、持続可能な社会の構築に貢献しようという意識を持っている。
  4. 持続可能な社会の構築に向けて、社会が直面する様々な課題に取り組もうという意欲、広い視野、柔軟な思考力を有する。

ディプロマ・ポリシー

教育目的に基づき、所定の課程を修め、以下に示す学修成果を上げた者に、修士(サステイナビリティ学)の学位を授与します。

  1. 基盤的能力
    持続可能な社会の構築に必要な学問分野の基盤となる豊かな学識、グローバルに活躍するための基礎となる英語力および論理的思考力を備え、様々な課題を多面的な視点で捉える俯瞰力を身につける。
  2. 専門的学識
    持続可能な社会の構築と課題の解決に必要な学問分野における専門知識、研究能力及び高度の専門性を要する職業に必要な実践的能力を身につける。
  3. 倫理観
    高度専門職業人・研究者として活動するうえで必要な倫理観、規範意識を身につける。
  4. 創造力
    持続可能な社会を構築するために解決が必要な諸課題について、自らが新たなる知を創造し、その知から更なる価値を生み出す能力を身につけ、社会が直面する様々な課題に新たな解決策を示すことができる。

カリキュラム・ポリシー

ディプロマ・ポリシーに掲げる4つの能力を修得するため、体系的な教育課程を編成します。また、2年間の学修を通じて、学生が主体的・能動的に学ぶことができる教育課程を実施します。
カリキュラムは、①サステイナビリティ学の基礎力を養う基盤科目、②サステイナビリティ学に関連する理学系および社会科学系の専門的知識を学修する実践科目、③サステイナビリティ学分野における課題解決型研究を行う特別研究科目から構成されます。
授業科目としては、必修科目の講義・演習・特別研究・特別演習に加え、選択科目を開講し、講義・演習・実験・実習の様々な方法・形態により行います。
評価は、各能力における学修成果の到達目標に対する達成度について、客観的な成績評価基準に基づいて行います。
また、多様化する社会の学び直しのニーズに対応するために、従来型の特別研究を重視した先端研究トラックに加えて、より広範な分野を学修する講義・演習を重視した実践研究トラックを開設します。トラックの選択は、1年次の第1タームにおいて行います。

CURRICULUM

カリキュラム・履修モデル

カリキュラムの概要

本プログラムは、主として本学の理学部および経済学部、他大学の理工系および社会科学系学部からの入学を想定しており、修了後の進路として、国連・国際NGO等の国際機関、官公庁、教育機関、多国籍製造業、金融業などを考えています。
1年次はSDGsの基礎と発展として、大学院共通科目、学環共通科目、学環専門科目を履修します。2年次は分野横断的俯瞰型研究指導として、特別研究科目が中心となります。
カリキュラムには、従来型の特別研究を重視した先端研究トラックと、より広範な分野を学修する講義・演習を重視した実践研究トラックが用意されています。所定の課程を修め、ディプロマ・ポリシーに掲げる学修成果を上げた者に、修士(サステイナビリティ学)の学位を授与します。

グローバルSDGsプログラムのカリキュラム

  • 先端研究トラック:履修科目に対し、より高度な研究を通して学識を深める。修了後の進路は、博士課程への進学および研究機関や大学等での研究職を想定。
  • 実践研究トラック:より多くの科目を履修して個々のスキルを高め、応用の可能性を広げる。修了後は国際機関や行政、企業での実践を想定。

履修モデルと修了後の進路

グローバルSDGsプログラムのカリキュラムマップ

履修科目

  • グローバル
    SDGsプログラム
    (GSDGs)
  • 大学院
    共通科目
  • 学環
    共通科目
  • 学環GSDGs
    専門科目
    (基盤・必修)
  • 学環GSDGs
    専門科目
    (実践・選択必修)
  • 学環GSDGs
    専門科目
    (実践・選択)
  • 学環GSDGs
    (特別研究)
    先端研究
    トラック
  • 学環GSDGs
    (特別研究)
    実践研究
    トラック

グローバルSDGsプログラム (GSGDs)

大学院共通科目

〇 GSGDs必修科目



* GSGDs選択科目(2単位以上)

 

学環共通科目

〇 GSGDs必修科目



* GSGDs選択科目(3単位以上)

学環GSGDs専門科目(基盤科目・必修)

〇 GSGDs必修科目

学環GSGDs専門科目(実践科目・選択必修)


上記より1単位以上の選択履修が必須

専門科目(実践科目・選択)

専門科目(特別研究)先端研究トラック

専門科目(特別研究)実践研究トラック

履修モデル

履修モデル 履修モデル 履修モデル

広報担当:鹿児島・佐澤

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